医療的ケア児との旅行は、
当日の頑張りも大事ですが、事前準備が重要です。
我が家も何度も経験する中で、
「早く動けば動くほど、当日の負担が減る」
ということを痛感してきました。
ここでは、実際に役立った“本当に必要な準備”だけをまとめています。
① まず便を決める(繁忙期は最低1か月前)
便選びは、すべての準備のスタート地点です。
✔ 夏休み・GW・年末年始などの繁忙期
→ 最低1か月前には便を決める
✔ 通常期
→ 3週間前が目安
✨ 我が家が“早朝便”を選ぶ理由
- 空港駐車場が日中より空いている
- 遅延が少ない
- 到着後にホテルでゆっくり準備できる
- 子どもの体調が安定しやすい
特に繁忙期は、早朝便は本当におすすめです。ただし公共交通機関だと厳しいです。
✨ ただし便によっては“階段搭乗”の可能性がある
- 地方便
- 小型機(E170、Q400など)
- 混雑時のスポット変更
こうした便は、
車いす用の小型リフトや階段を使う必要があることがあります。
✔ 電話で必ず確認
② チケットを確保する(支払い前の猶予期間を活用)
JAL・ANAとも、マイル以外の購入なら
支払いまで猶予期間があります。
この期間にやるべきことはひとつ。
✔ → 航空会社の「お手伝いが必要な方」窓口に電話する
支払い前なら座席変更も柔軟に対応してくれます。
JAL
お手伝いを希望されるお客さま専用デスク
車いすや医療機器の手配、病気やけがでのお手伝いやご相談を希望されるお客さま
病気やけがにおけるお手伝いが必要なお客さまなどの専用デスク(プライオリティ・ゲストセンター)
固定電話からのお問い合わせ(無料)

携帯電話からのお問い合わせ(有料)
東京
- 年中無休 9:00〜17:00
- こちらのデスクでは、航空券のご予約・ご変更は承っておりません。
誠に恐れ入りますが、ご予約・ご変更のお手続き後にお問い合わせください - 海外発の便をご利用の際は、最寄りのJAL支店・営業所にお問い合わせください。
- スペシャルアシスタンス登録サービスへご登録されたお客さまは手続きがより簡単になります(JALウェブサイトより)
ANA
おからだの不自由な方の相談デスク

電話で問い合わせる


全国一律料金
9:00~17:00 年中無休

- *携帯電話からはフリーダイヤルをご利用いただけません。
- *番号通知でのお電話をお願いいたします。
- *日本国外からご連絡いただく場合は、最初の0を除き、日本の国番号(81)をつけてご入力ください。
(ANAウェブサイトより)
③ 座席は自分で指定しなくてもOK — 電話で希望を伝えるのが最も確実
医療的ケア児の家族の場合、
ネットで座席指定をしなくても問題ありません。
むしろ、
✔ 「介助が必要な方」窓口に電話して座席を調整してもらうほうが確実
- 医療的ケア児向けの専用枠がある
- 2列目など必要な席は電話のほうが通りやすい
- 家族が横並びになるように調整してくれる
あなたの経験では、
1列目は足元に置けないため不向きで、2列目が最適でした。
④ 航空会社へ事前連絡(JAL / ANA)
電話で伝える内容は以下の通り。
- 予約番号・便名・人数
- 呼吸器の型番
- バッテリー個数
- バッテリー容量(分からなくてもOK → 航空会社が知っていることが多い)
- 吸引器の有無
- SpO₂モニター使用の有無(どちらかの会社で必要なことがある)
- バギーの折り畳みサイズ(縦×横×高さ)
- バギーの重さ(おおよそでOK)
- 搭乗口までバギーを使いたい
- 階段搭乗の有無
- 座席の希望(2列目・横並び・通路側)
- 空港でのサポート
- 充電スポットの案内
- 酸素ボンベの情報(業者が直接送ってくれる)
- 診断書の形式
- 飛行機内で座れるか。座位保持装置や固定ベルトの使用の有無
- クッションや毛布を使うかや数
⑤ バギーの準備
✔ サイズは“正確に測る”
→ 縦 × 横 × 高さ(実寸)
✔ 重さは“おおよそ”でOK
→ 航空会社は扱えるかどうかを知りたいだけ
✔ バギーは“できるだけ搭乗口の近くまで”
→ 子どもの体勢が安定
→ 荷物管理がラク
→ スタッフも慣れている
ただし、
階段搭乗の便はリフトのサイズに注意。
⑥ 呼吸器・吸引器の準備
✔ バッテリー容量は“航空会社が知っていることが多い”
→ 酸素業者より返事が早いこともある
✔ USBでは充電できない(国内線)
→ 空港の充電スポットを教えてもらう
⑦ 酸素ボンベの準備
- 流量:0.5L/分
- 1本で約8時間
- 必要量+1〜2本の余裕を持つ
- ボンベ番号は酸素業者が航空会社に直接送ってくれる
⑧ 診断書の準備
主治医とは長い付き合いがあることが多いので、
下書きを作って渡すとすぐ書いてもらえる。
- 呼吸器の型番
- 酸素流量
- 機内使用の有無
- 特記事項
⑨ レンタカー(ウェルキャブ)は最優先で予約
ウェルキャブはとにかく台数が少ない。
✔ キャンセル無料のうちに“とりあえず予約”
→ 飛行機より先に埋まることもある
→ 空港受け取りが便利
→ スロープ角度や固定方法も確認できる
⑩ 酸素業者への連絡(ホテル配送・書類・予備機器)
- ホテルへ酸素濃縮器を配送
- 呼吸器の台(スタンド)も配送
- 加湿器を使うなら 予備の回路一式 を必ず依頼
- 現地用の酸素ボトルもホテルへ配送
- 出発時の酸素ボトルを自宅へ届けてもらう
- 予備の呼吸器・バッテリーの貸し出し
- 航空会社向けの書類を用意してもらう
便が決まったら、
できるだけ早く酸素業者に連絡するのが安心です。
⑪ ホテルの手配 — 安心のために“広さ”と“サービスレベル”を最優先に
医療的ケア児の家族旅行では、
ホテル選びが旅の安心度を大きく左右します。
✔ 部屋は 45㎡以上 が理想
→ 医療機器・バギー・スタンドを置いても動線が確保できる
✔ サービスレベルの高いホテルを選ぶ
→ 医療機器の配送に慣れている
→ 対応が丁寧で安心
→ 清潔で快適
安心に勝るものはない
すべて完了していたら後は荷造りし出発するだけです。忘れ物の内容に早めに準備しましょう
あくまで今回の旅行を参考にしたものです。変更もあるかと思いますので早めに航空会社に相談しましょう!

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